子宮筋腫とQOL

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Quality Of Life、生活の質、自分らしい生活を送ること。

子宮筋腫になると、じわじわとQOLが損なわれていきます。それも地味に。

その地味さが問題で、QOLが下がってもそれに慣れてしまい、なかなか病院いかず、手術も先延ばしにしてしまいました。

まず、月経期間が5日くらいで終わっていたものが、9日間になりました。でも終わるし、まぁいいか。

おなかが張って、排卵期や月経期間らへんは、オナラがかなり活発にでるようになりました。でも、我慢できなくはないし、まぁいいか。

そして、頻尿に。一日15回以上トイレに行くし、夜中にも2回くらいトイレに行くのはザラだけど、トイレに行けばいいだけだし、眠れないわけじゃないし、まぁいいか。

車や電車に1時間乗って移動とか不安だけど、こまめにトイレに行けばいいか。

そして、経血がかなり増えて、昼でも夜用ナプキンを使わないと不安なくらいの量になりました。服を汚してしまうこともあるので、月経期間のピーク2日間は必ず黒のボトムにしてます。会社には万が一のために着替えも準備。

この辺になると、毎月こんな大量出血していて問題ないわけないよな〜と思えてきます。

だんだん、立ちくらみが酷くなり、何故か耳鳴りがするようになり、下瞼をアカンベーするとほぼ肌色になってしまっていました。

はい、鉄欠乏貧血です。

という風に、だいぶ生活は不便になってしまっていました。月経期間なんて排卵痛の期間も入れると14日間くらいなんらかの不調があるわけです。

しかし、貧血の正直が出るまで放置してしまうんですね〜。

でも貧血の状態になると鉄を摂取しても追いつかないので、これは手術するかなんらかの外科的処置をせざるを得ません。

身の回りにも、大きな新生児の頭クラスの筋腫を持ちながら、倒れるまで我慢してしまった方がいましたが、そうなると体にも負担がかかってしまうと思います。

逆にいうと、いくらQOLが下がっても、貧血にならなければ漢方とか飲みながら、騙し騙しそのまま筋腫と仲良く暮らすことを選んだでしょう。

なので、私は2回とも、貧血が手術の目安になりました。